AI時代、しんどいのでは…?(今更)
「皆さんは普段からAIを使っているだろうか?」と聞けば、99%の人はYesと答えるのではないだろうか。かくいう私もAIを日々使いまくっているのだが、最近ちょっと息苦しさを感じている。というのも「AIを使っている」というより、最近は「AIに動かされている(使われている)」感覚に近いのだ。
今回は、最近感じているAI周りの「しんどいエピソード」を3つ吐き出してみる。
しんどいエピ①:SNSのレコメンドと低品質コンテンツ
YouTubeやX、TikTokなど、最近はAIによって見るコンテンツがレコメンドされるのが基本だ。それ自体は良いのだが、問題はAI生成されたと思われるクソみたいな動画・画像・投稿が日夜ずっと目に入ってくることだ。
それらのコンテンツは中身こそスカスカなものの、絶妙にドーパミンが出る作りになっていて、ついつい見てしまう。自分がドパガキであることを否定はしないが、このように低品質なコンテンツを永遠と見せられていると、不思議とストレスが溜まる。「また時間を無駄にしたなぁ」という後悔に襲われることも少なくない。そろそろ本気でSNSとの付き合い方を考えないといけない、と漠然思っている。
しんどいエピ②:チャットモデルとの対話と冗長な生成物
生成AIといえば、OpenAIのGPTやAnthropicのClaude、GoogleのGeminiなどを思い浮かべる人が多いと思う。最近、こいつらと会話するのにひどく疲れている。
まず、普通に日本語が下手だ。モデルの性能が低いわけではなく、Fable 5のような高性能なモデルであっても違和感を覚える。というか、頭が良いやつほど余計なお節介を大量に焼き、チャットのやり取り自体がストレスになってくる。もちろん、カスタムプロンプトや CLAUDE.md で事前指示を与えたり、Autoモードで途中の会話を省略したりと色々と手は打っているのだが、まだまだ足りない。とにかくアウトプットの品質がもう少しマシになってほしいところだ。
また、AIが作る生成物も未だに信用しきれない。簡単な設定ならともかく、ソースコードやドキュメント類は一見上出来に見えても、蓋を開けてみると気に食わない点が山ほど出てくる。「プロンプトの与え方が悪い」と言われればそれまでなのだが、「そんなクソ長プロンプト書いてらんねぇよ」とキレたくもなる。
加えて、職場でも周囲がAIを利用し始めたため、「AIが書いたと一発でわかる冗長なドキュメント」を読まされる機会が増えたのも辛い。要約しようとAIに一度読ませても、今度はそのAIが冗長に説明し返してくるという負のループが発生する。結果として、自分で一次情報にアクセスするか、諦めて無言承認するしかないのが悲しい現実だ。
しんどいエピ③:キャッチアップ地獄と現場の地雷
AIモデルや、それらを組み込んだSaaSが日々進化しているが、そのスピードが早すぎてキャッチアップ地獄に陥っている。というか、最近は追いつくのを諦めて脳死でAIを使うことが増えた。毎日ちいかわのように「なんとかなれ〜」と念じながら使っている。
AIが進化すれば本質的な理解は不要になるのかもしれないが、私が勤めるようなJTC(伝統的な日本企業)では、企画の口頭説明を求められる場面も多い。あんまりにも「ちいかわ化」していると、そのうち社内で「わぁ…(絶句)」とならないかが密かに心配だ。
また、外部ベンダーなどもAIコーディングを活用して納品してくるようになったが、「本当にこれ中身読んだか?」と言いたくなるようなドキュメントやソースコードが大量に出回るようになった。いちいち指摘するのも疲れるので、せめて納品前にAIレビューくらい通してから提出してほしいものである。
…と、ここまで偉そうにAIへの愚痴を書いてきたが、かく言うこのブログもAIで清書させており、僕自身まったく見返していない。
結局自分も「AIが吐き出した文章を無言スルーして垂れ流す側」になっており、人のことを言える立場ではないな…と、書き終えてから深い反省と何とも言えない気持ちに包まれている。(他も何か思いついたら、また追記します。)



